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健康診断

年に一度は健康診断を受診しましょう

ご自身の体調を確認し、適切に健康を維持していくために、各種健診や人間ドック、検診を受けることをお勧めします。また、年に一度は健康診断を受けることも大切です。

健診と検診は同じものだと考える方も少なくありませんが、実際は異なるものです。健診はご自身の健康に異常がないかをチェックするための検査であり、疾患の有無を確認するものではありません。

一方、検診では、がんなどの特定の疾患の有無を調べるために、診察・検査を実施します。

当院では胃がん検診、雇入時健診、特定健康調査、定期健診だけでなく、内視鏡ドックにも対応しております。

企業健診

企業などの事業者が従業員に対して行わなければならない一般健康診断を、まとめて「企業健診」と呼びます。当院では、定期健診と雇入時健診を実施しております。各健診の内容については下記をご確認ください。

●雇用時健診

労働安全衛生規則第43条に基づき、企業などの事業者が常時使用する労働者を雇い入れる時は、下記の内容の健康診断を実施しなければなりません。

  • 体重、身長、聴力、視力の検査、腹囲測定
  • 貧血検査(赤血球数、血色素量)
  • 自覚症状、他覚症状の有無の検査
  • 肝機能検査(ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GT)
  • 既往歴および業務歴の調査
  • 尿検査(尿中の蛋白、糖の有無の検査)
  • 心電図検査
  • 血糖検査(HbA1c、空腹時血糖)
  • 血圧測定
  • 胸部レントゲン検査
  • 血中脂質検査(HDLコレステロール、LDLコレステロール、血清トリグリセライド)

●定期健診

労働安全衛生規則第44条に基づき、企業などの事業者は労働者に健康診断を年1回以上(坑内労働や深夜業などの特定業務従事者は年2回)受診させることが義務付けられています。

  • 体重、身長、聴力、視力の検査、腹囲測定
  • 貧血検査(赤血球数、血色素量)
  • 自覚症状、他覚症状の有無の検査
  • 肝機能検査(ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GT)
  • 既往歴および業務歴の調査
  • 尿検査(尿中の蛋白、糖の有無の検査)
  • 心電図検査
  • 血糖検査(HbA1c、空腹時血糖)
  • 血圧測定
  • 喀痰検査、胸部レントゲン検査
  • 血中脂質検査(HDLコレステロール、LDLコレステロール、血清トリグリセライド)

※身長・腹囲、喀痰、胸部レントゲン、肝機能、貧血、血糖、血中脂質、心電図の検査は、医師が不要と判断した場合に限り、省くことが可能です。

特定健診

特定健康診査(特定健診)は、高齢者の医療の確保に関する法律に則って実施される健診のことです。対象となるのは40~74歳の方です。特定健診では、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病やメタボリックシンドロームの有無を確認するために行われます。

なお、メタボリックシンドロームによって生活習慣病のリスクが高くなる他、心筋梗塞などの虚血性心疾患や脳梗塞などの脳血管疾患も深刻化しやすくなるため、注意が必要です(内臓脂肪が溜まり、血圧、血糖値、コレステロールの数値がさほど高くなくても、重症化する恐れがあります)。

特定健診では、問診、身体測定、血液検査、血圧測定、尿検査などを行うことが多く、検査結果については医師より丁寧に説明させて頂きます。特に、血糖、血圧、脂質が保健指導判定値をオーバーしている、肥満である、喫煙習慣があるなど質問票に問題があるといった方で、生活習慣の見直しを要すると医師が診断した場合、管理栄養士や保健師などの専門スタッフよる運動習慣や食生活の見直し指導(特定保健指導)を行います。

料金表

コース検査項目費用(税込)
Sコース診察、身体測定、検尿2,500円
Aコース診察、身体測定、検尿、胸部レントゲン3,300円
Bコース診察、身体測定、検尿、胸部レントゲン、
心電図
5,500円
Cコース診察、身体測定、検尿、胸部レントゲン、
心電図、採血
7,700円
検診自費分費用(税込)
HBs抗原2,200円
HCV抗体2,200円
肝炎ウイルスセット(HBs+HCV)4,400円
HBA1c2,200円
血液型(Rh式+ABO式)2,200円
その他1項目毎(生化学)500円
胸部レントゲン2,000円
呼気ピロリ菌検査5,000円
便中ピロリ検査5,000円